きちんとメンテナンスをして長く乗ろう
タイヤの空気圧
自動車と同じようにタイヤの空気圧はとても重要です。
タイヤの空気圧はエンジンを掛けて走り出す前・・・つまり、冷えている状態で見ます。
冷えた状態をスタンダードとして、それぞれのバイクの適正空気圧に設定をします。
バイクによって適正空気圧が異なるので、必ず確認をしましょう。
普段から乗っていなくても、空気圧は少しずつ変化しています。
月に1度は空気圧のチェックをすると良いでしょう。
また、久しぶりに動かす場合は必ずチェックしましょう。
エンジン
エンジンオイルの交換は新車なら最初は走行距離1,000kmで1回目の交換をします。
それ以後は4~5,000kmごとまたは、半年ごとに交換となります。
エンジンオイルの交換は知識さえあれば自分でも出来ます。
ギアオイルも新車は1,000kmで1度目の交換、その後は5,000kmで交換です。
オイル交換の2回に1回はオイルフィルターの交換もしましょう。
エンジンのかかりが悪い、加速が悪くなってきた、アクセルのツキが悪いなどの症状が出てきたら、キャブレターが原因かもしれませんので一度みてもらいましょう。
クラッチは使用頻度によっても異なりますが、通常走行距離2万kmで寿命となります。
運転前にはガスケット類のオイル漏れをチェックし、漏れのひどい場合は修理の必要がありますので専門家に見てもらいましょう。
冷却水も定期的に液量を点検し、必要に応じて補充します。
足廻り
タイヤ交換の目安は運転者の走り方やタイヤの種類にもよりますが、6~7,000kmぐらいです。
日頃からタイヤの溝をチェックして危険だと思ったら早めに交換するようにしてください。
チェーンは2~30,000kmで痛みがきますので、日頃からチェックを心がけましょう。
ブレーキホースは2年ごとの交換が指定されていますので、車検を受けるバイクは車検の時に交換します。
車検を受けなくていい車両は、交換時期を自分で覚えておき、定期的に交換する必要があります。
クラッチ・アクセルワイヤーは特に走行距離や年数の目安はありませんので、ワイヤーのほつれや切れが見つかってから交換をします。
ブレーキパッドは走行距離5,000kmを過ぎたら交換の目安です。
ブレーキディスクは30,000km以上走ると擦り減ってきますが、走行中にブレーキの効きが悪くなったと感じ出したらチェックし交換します。
ブレーキフールドは1年で交換、最低でも2年ごとに交換しましょう。
電気系統
バッテリー交換はセルの回転が弱くなってきたりウィンカーの点滅が遅いと感じたら交換を考えましょう。
まだ大丈夫だろうとそのまま使っていると、エンジンがかからなくなってしまうこともあります。
ツーリングへ出掛けて旅先でエンジンが止まってしまったら大変ですし、不安を感じるようになったら早めの交換を心がけましょう。
ヒューズやライトバルブも切れたら交換です。
より楽しく安全にバイクライフを楽しむためには、日頃からのメンテナンスが大切です。
ですが全てを自分でやるのは初心者には少し難しいかもしれません。
なんか調子が悪いな、大丈夫かなと少しでも感じたら、プロにメンテナンスをしてもらうことをおすすめします。